|
10歳〜64歳 人間は、零下20度の極寒の地から50度の砂漠まで、色んな所で生活を営んでいます。よく考えてみるとすごい事だと思いませんか? なぜ、そんな厳しい環境でも生き延びていけるのか・・・。 それは、環境の変化が大きくても、人間の身体と心がそれほど変化しないからなのです。 たとえ外の変化が大きくても、体と心の状態が健康な時と同じであれば、宇宙であっても生きていけます。(宇宙飛行士がそうですよね) さて、われわれは、どんな所で生活しているのでしょうか?四季があり、寒暖の差がかなりあるように感じます。ただ、地球の中では過ごしやすい所と言ってよいいでしょう。しかし、精神的にはどうなのでしょうか? 自由競争、市場経済が幅を利かし、競争相手は日本のみならず、世界中という時代です。労働時間だけ取り上げても、発展途上国よりも長いでしょう。さらに言いますと、江戸時代、明治時代よりも労働時間は長くなっているのです。 肉体面では楽になってきていても、精神的には辛い時代になってしまった―そう言わざるをえません。人間は精神的な事で、容易に心や身体を壊してしまいます。そして命を落としてしまう生き物です。 年代別の死因で言いますと、15歳から54歳に限ると、死因の上位2位以内に自殺が入ります。さらに10歳〜64歳に広げますと、死因の上位5位以内に自殺が入ります。 新型インフルエンザも恐ろしいですが、それよりもはるかに危険なものが今ここにあるわけです。それから自分自身を守る方法はないのでしょうか?? |